境界面で遊ぶ

機能不全家族育ちの人間が望みの生活を手に入れるまでとその後の話

機能不全家族

閑話休題 その4 「生きづらさ」の克服2

自分の「生きづらさ」の原因が親だと自覚して、それを許せないという気持ちが湧き上がったときに、大雑把に分けて、 親とより関わろうとする 親から離れる の2パターンがあるかと思います。 どちらを選ぶかは自分がどうしたいかで決めるのが一番ではありま…

閑話休題 その3 「生きづらさ」の克服1

「生きづらさ」を感じるのは「生きる力」が十分に身に着いていないからであり、そうなった原因は「自分はこの世に存在していていいのだ」という実感が得られていないためである、という主旨の話を前回の記事でしました。 amorphous.hatenadiary.jp まずは自…

自殺を思いとどまった話・その後

20歳そこそこで前回の記事のような経緯で amorphous.hatenadiary.jp もう親は私の保護者じゃねーわ 全然あてにならん と当たり前のことに気づきました。 というか衣食住の物質面では世話になったものの、昔から精神面でのケアは望めなかったので今更だったの…

「生きづらさ」の克服1

機能不全家族育ちの人が自分を幸せにすることが難しいのは、不健全な人間関係の中で生きることに「適応」してしまった結果、健全な人間関係の中で生きるための振る舞いを学べなかったためであると私は考えました。 では、自分の家族ではない「他人」、つまり…

閑話休題 その2 「生きづらさ」について

「生きづらさ」とは何でしょうか。 前回、家庭での養育で満たされなかった子供が大人になってから「生きづらさ」を感じる、という主旨の話をしました。 話をシンプルにするために動物(哺乳類)の子育てにたとえましょう。 動物の親は子どもが「生きる力」を…

閑話休題 その1 機能不全家族について

機能不全家族とは何でしょうか。 育児放棄や虐待など明らかに家族として機能していない家庭のことをいうのでしょうか。 しかし、日本の家庭は7割が何らかの機能不全を起こしている、という指摘もあります。 これほど高い割合で家庭内で深刻な虐待が行われて…

ある機能不全家族の話 その7

さて、長らく人生の目的だと思っていたものが実はそうではなかった、と気づいて愕然としました。 もちろん、たった一人の兄ですから、これからも何かと気にかかる存在ではありますが、離れて暮らしても問題ない、というのは今までと全然違います。 「兄の世…

ある機能不全家族の話 その6

祖母が亡くなり、介護生活が終わりました。 私は精神的な疲労から、しばらく気が抜けた状態で生活していました。 そんな中で2016年初頭を迎えました。 その頃は気力が復活してきていたので、また自分の人生について考え始めていました。 それで「私の人…

ある機能不全家族の話 その5

「ある機能不全家族の話 その4」からの続きです。 要するに介護生活の間だけ母の精神の均衡を何とか保てればいいのです。 どうすればいいのか、そのやり方を考える必要はありません。 母は昔から心の余裕がなくなると私に当たるクセがあるのです。 他にスト…

ある機能不全家族の話 その4

さて、不慮の介護問題の勃発によって、自分の人生をどうするかという問題を考えることは一時棚上げになりました。 母の他の弟妹達は遠方に住んでいるので、必然的に私の母が介護することになります。 母は働き者なので体力的には家事と介護を両立することは…

ある機能不全家族の話 その3

前回からの続きで、私の兄の話です。 兄は生後間もなく、怪我を負って障害児になりました。 コミュニケーションの取り方に配慮がいるものの日常生活に支障はありません。 しかし、一生、完全に一人で生活するのは難しい状態です。 私は子供の頃から何となく…

ある機能不全家族の話 その2

前回の記事の続きです。 私の家族は両親が機能不全家族育ちです。 母の母、つまり祖母は何十年も前に病気でしばらく寝込んだことがあり、その時に祖母の夫、つまり祖父と私の母は熱心に看病し、家事の一切を引き受けたのだそうです。 祖母はそれで自分が何も…

ある機能不全家族の話 その1

2016年、私は年女だった。 元日に「ああ、今年で36歳になるんだな」と思ったが、すぐに忘れてしまった。 ここ何年も年齢を全く意識しない生活を続けてきたからだ。 当時、私は共に70歳を過ぎた両親と2歳年上の兄と実家に住んでいた。 しかも無職で…