境界面で遊ぶ

機能不全家族育ちの人間が望みの生活を手に入れるまでとその後の話

ある機能不全家族の話 その7

さて、長らく人生の目的だと思っていたものが実はそうではなかった、と気づいて愕然としました。

 

もちろん、たった一人の兄ですから、これからも何かと気にかかる存在ではありますが、離れて暮らしても問題ない、というのは今までと全然違います。

「兄の世話をしつつ、それなりに自分の人生を生きる」方法を模索していたのが、まったく別の選択肢が生まれたからです。

 

実家から離れて暮らせるのなら、つまり、結婚という選択も視野に入ってくるわけです。

しかし、両親の関係を見ていれば、結婚さえすれば幸せになれるというのは幻想だというのは身に沁みて分かっています。

 

逆に言えば、気の合わない相手との結婚生活がこれほど悲惨なのならば、合う相手との結婚生活はどれほど充足したものになるのか想像もつかないくらいだとも思いました。

今まで考えもしなかった楽しい人生が送れるかもしれないチャンスが訪れたのです。

 

これに賭けてみない手はありません。

たとえ失敗したとしてもダメでもともとなのですから。