境界面で遊ぶ

機能不全家族育ちの人間が望みの生活を手に入れるまでとその後の話

好きな人との恋は難しい2 「とにかく不安」

恋愛に不安はつきものとはよく言われていることですが、それにしても不安感が強すぎるケースというものもあるかと思います。

 

私の場合、「彼といると居心地がいいのに、そのことに対して居心地の悪さを感じる」という意味不明の感覚に陥っていたことがあります。

 

これはどういうことかといいますと、「好きな人と一緒にいて心が安らぐ」という今まで体験したことのない状況に対して戸惑いを覚えている、ということです。

今まで「機能不全の家庭」という場で過ごすことに慣れきっていたため、それとは全然違う「居心地の良い場所」に違和感を覚えているのです。

そして、自分がこういう状況に置かれていることに対して不安を感じ、それを何とか解消したい、という思いに駆られます。

 

そうなったときに、「これは私にとって良い状況なので、私自身がこれに対して順応しよう」と考えるか、「こんなに不安を感じているのだから、これは私にとって悪い状況なんだ。逃げよう」と考えるかが、幸せな恋愛が出来るかどうかの分かれ道だろうと思います。

 

さて、こういう不安を乗り越えても、また新たな不安に襲われます。

今まで知らなかった幸せな状況を知ってしまったがための不安、「失うのが怖い」という感情です。

そして、この幸せを失わないようにするには、それを知る前の「今までの私」では上手く行かないかも、とか、何か特別なことを彼に対してしなくてはいけないのではないか、などと考えはじめます。

 

しかし、現に「彼が私のことを好きだと言っていて、結婚の約束もしている」という状況なのです。

彼の立場になってみれば、「今までの私」もひっくるめた「私」のことが好きなので、私が悩んだ末におかしな方向に変わってしまうのは嫌なわけです。

好きな女性が無理をして自分に尽くそうとするのも嫌でしょう。

 

結局、自然に振る舞うのが一番いいのです。

しかし、頭では分かっていても感情が追いついてきません。

 

この幸せに慣れるまでしばらくの間、「嫌われないように自分を変えないと」とか「何かしないと嫌われるのでは」という感情で行動を起こさないようにしつつ、「無理に自然体を保つ」という言葉の使い方を間違えているような状態を続けていました^^;