境界面で遊ぶ

機能不全家族育ちの人間が望みの生活を手に入れるまでとその後の話

閑話休題 その4 「生きづらさ」の克服2

自分の「生きづらさ」の原因が親だと自覚して、それを許せないという気持ちが湧き上がったときに、大雑把に分けて、
  1. 親とより関わろうとする
  2. 親から離れる

の2パターンがあるかと思います。

 

どちらを選ぶかは自分がどうしたいかで決めるのが一番ではありますが、親自身のタイプによって、どちらを選ぶか決断しやすくなる場合があります。

 

私の両親を例に挙げますと、母に対しては1が有効で、父に対しては2です。

 

私の母は心に余裕がないときは言動がおかしくなりますが、普段は至極まともです。

本音で語り合って理解し合うことができます。

ただし、私の言うことを理解できるがゆえに自分の過ちにショックを受け、罪の意識から償いたい、もっと面倒を見てやりたいと子離れしにくくなる恐れもあります。

 

一方、父は自身の親への恨みに囚われすぎているところがあり、こちらが真剣に向き合おうとしても上手く行きません。

父自身が自分と向き合うことを避けているのです。

我が子と真剣に向き合うということは自分と向き合うことでもあり、親と真剣に向き合うということもまた、自分と向き合うということでもあります。

どちらか一方にその気がなければ、対話は成立しません。

 

「親が許せない」と感じたときに、どうすれば気持ちが一番楽になるのか、感情をいったん脇に置いて、一人でじっくりと自分と向き合うのがいいと思います。

 

もちろん、1のパターンが有効な親に対しても最終的には2、つまり親離れ、自立を目指すのが本筋です。

 

私自身が親子関係に問題があっただけに父の辛さも分かりますし、母の気持ちも有難いのですが、やはり親離れ・子離れを促すために父母の思いを断ち切るのが妥当であろうと思います。